【薬学】鉄欠乏性貧血について。
みなさんこんにちは!
ANOD(アノッド)BLOGです!
私は現在薬学部6年の大学生です✋
「健康」をより身近にする!ということが将来の目標です。
これからもどうぞよろしくお願いします!
そんな私は残り約200日で薬剤師国家試験を迎えるので、今は勉強のアウトプットを兼ねて書いています。
簡単にポイントだけを記載しているので
薬学生の人はケータイでチラッと覗いて確認してくれると嬉しいです!一緒に学んでいきましょう〜!!
それでは、、
今回のテーマは『鉄欠乏性貧血』についてです。
Point
①病態
そもそも貧血とは⇨血液のヘモグロビン濃度が低下している状態
※ヘモグロビンは酸素運搬に必要
ヘモグロビンを作るためには鉄が必要なのです。
その鉄が無くなっているから鉄欠乏性貧血といいます。
②症状
・貧血の一般的な症状(倦怠感、息切れ、動悸、ふらつき、頭痛などなど)
・異食症⇨土や氷を食べたくなる
・舌炎
・スプーン状爪(さじ爪)⇨爪が変形する
③検査
検査はやはり赤血球やヘモグロビンに関しての項目です。私的には英語の意味で覚えるとわかりやすいかと思います!
・平均赤血球容積(MCV:mean corpuscular volume)
volumeなので容積
・平均赤血球血色素量(MCH:mean corpuscular hemoglobin)
hemoglobinなのでヘモグロビンの量
・平均赤血球血色素濃度(MCHC:mean corpuscular hemoglobin concentration)
concentrationは濃度
ヘモグロビン≒赤血球が無い疾患なのでこれらの項目は健常時より下がります。
ちなみに「鉄がない」ということは「鉄が欲しい」ですので、総鉄結合能TIBC(鉄を捕まえる能力)は上がります。
④治療
治療は簡単。鉄が無いので鉄を入れる!
・クエン酸第一鉄ナトリウムなど
不足した鉄を補い、ヘモグロビン合成を促す目的
と、ざっと要点だけまとめました。
国家試験は覚えることが多いですが、コツコツ頑張っていきます!
それでは!!